型崩れ修復
【手順】
- ドライヤーで革全体を軽く温める
- 栄養クリームを通常より多めに塗り込む
- 形を直したい部分をほぐしたり少し癖付けたりした後に固定
- 1日後、状態確認
※他のリペアは先にやっても後にやってもOK
1. ドライヤーで革全体を温める
革の温度が上がりすぎないよう、必ずヘッドを振って温風を分散させながら当てましょう。
冷えてるより温かい方が革も柔らかくなるというだけなので、やりすぎなくて良いです。
2. 栄養クリームを通常より多めに塗り込む
モゥブレイ デリケートクリーム
コロニル シュプリームクリーム
どちらかの栄養クリームを使用します
クロスにクリームを適量付け、塗り込む
塗りムラがあったり、付けすぎた場合は軽くブラッシングして余計なクリームを取り除く
3. 形を直したい部分をほぐしたり少し癖付けたりした後に固定
バッグだったら中に新聞紙やタオル等を詰め、必要に応じて両サイドから何かで挟んだりして理想の形で固定。
財布だったら斜めに歪んでるケースがほとんどなので、折目周辺を動かしてほぐし、ゆがみと反対方向に軽くクセを付け、ただしい位置で固定。
4. 1日後、状態確認
最低でも12時間、必要に応じて24時間くらい固定する。
それで直ってなければ同様の手順をもう一度試す。
※クリームが足りなかったかほぐしが足りなかった可能性が高いです。
2回目も変化が見られない場合は要相談。
【余談】
より詳しい解説記事を見つけました。
こちらも必ずご確認ください。
またこの記事を執筆中に、スチームアイロンを使った修復方法を見つけました。試してませんがこのやり方も良さそうです。